パソコンでは、汚れやキズがある程度許容される

目安時間 3分

読者さん、こんにちは。
あかごりです。

これまでのメールで、パソコン転売には次のようなメリットがあることを先にお伝えしました。

(1)需要が大きく流通しやすいこと
(2)在庫スペースをとらないこと
(3)汚れやキズがある程度許容されること
(4)商品価格に対して送料が安いこと
(5)専門知識があまり要求されないこと


この中で、(2)までの説明が終わったので、
今日は(3)の説明をします。


=====

(3)汚れやキズがある程度許容される

汚れやキズが許容されると言っても程度問題だし、もちろん新品のようにピカピカな方が良いのは当たり前です。


だけど、衣料品や装飾品では、僅かな傷や汚れでも価値がゼロになっています。

例えば、どんなに可愛いお洋服でも、食べ物のシミが付いていたら売り物にはなりません。

装飾品でもそうです。

傷がついたブレスレッドや、一部が欠けているペンダントを買う人はいません。


なぜなら、可愛い洋服や装飾品にとっては、きれいな外観がその商品の価値だからです。

価値に瑕疵があると判断されるわけですね。


ところが、パソコンにおいては、外観は最重要な要件ではないのです。

コンピュータとして、計算、文章作成、作図、グラフ表示、データ蓄積などの機能が最重要な要件なのです。

だから、多少汚れや傷があっても、内部機能がしっかりしていれば商品の価値は比較的維持されるのです。


この傾向は、機能性の商品(機械や電機)で見られます。

建築機械や農機具のように機能性が重視されるマシンでは、むしろ外観よりも動作確認(機能性)が重要視されます。


要するに壊れていないことですね。



さらに、パソコンの場合は、内部パーツを増強することによって、価値を高めることが出来ます。

簡単な例では、メモリを4GBから8GBに増設するとか、
ハードディスク容量を320GBから1TBに換装することによって、

機能がアップします。


内部機能を向上することによって、外観の瑕疵が打ち消されることもあります。

中古パソコンを求める人が、ピカピカの低スペック品を選ぶか、多少キズがついた高スペック品を選ぶかという選択です。

もちろん、画一的なことではありません。


ファッションの一部としてパソコンを持ちたい人と、自室に置きっぱなしにして使い倒す人では、価値判断が違います。


どちらもあるので、パソコン転売の幅が広がるのです。

どちらを重視するかで、パソコン転売者の個性が現れます。

これが面白いところですね。


私などは元エンジニアなので、圧倒的に機能重視派です。

だから、キズ物のパソコンを好んで安く仕入れるのですが、これも程度問題で、本体にクラックが入ったようなものは、やっぱり売れません。

スペックを眺めながら、いくらで売れるかを想像しつつ、仕入れを楽しんでいます。

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あかごり

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